大谷翔平らしさがにじんだドジャース入団会見 冒頭あいさつでエンゼルスへ「6年間、思い出をありがとうございました」

ドジャース大谷翔平投手が14日(日本時間15日)、ドジャースタジアムで入団会見を行った。冒頭のあいさつでは大谷の人柄がにじむ瞬間があった。

 ドジャースのユニホームを身にまとい、マイクの前に立った大谷。冒頭のあいさつで「私にメジャーリーグで最初のチャンスをあたえてくださったエンゼルスのみなさん。6年間、思い出をありがとうございました」と古巣・エンゼルスへのメッセージを口にした。

 前例のない二刀流を許容し、メジャーで一流選手へと羽ばたく礎を作る機会を与えてくれた。サンドバル、モニアック、オホッピーらチームメートたちはそれぞれがそれぞれの形で惜別メッセージを送ってくれた。

ドジャースのユニホームを身にまとった大谷(撮影・小林信行)

会見場には世界各国から約300人の報道陣&約50台のテレビカメラが集結したが、「みなさんお集まりいただきありがとうございます」とまず報道陣にメッセージを伝えた。そして「今回、選手としての自分を信じてくださったドジャースのみなさんには感謝しています」と新天地となるドジャースの関係者に感謝の思いを口にした。

 その次に出てきた古巣へのメッセージ。今、自分がここに立てていられるのもエンゼルスでの6年間があったからこそ-。大谷の言葉からはそんな思いがにじんだ。

 そして最後に新たな働き場所となる自分の心境を「ドジャースの一員になることに興奮しています」と語った。周囲への感謝を伝え、最後に自分の思いを口にする。大谷らしさがにじんだ冒頭のあいさつだった。

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