一礼の後、無言のまま車乗り込む 猿之助被告を保釈
東京地裁は31日、自殺幇助の罪で起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助=本名・喜熨斗(きのし)孝彦=被告(47)の保釈を認める決定をした。保釈保証金は500万円で即日納付。検察側はこの決定を不服として同日に準抗告したが、地裁は棄却し、猿之助被告は勾留先の警視庁原宿署から保釈された。
起訴状によると、猿之助被告は、東京都目黒区の自宅で5月17日、父親で歌舞伎俳優の市川段四郎(本名・喜熨斗弘之)さん(76)と母、喜熨斗延子さん(75)に向精神薬を服用させて17~18日に死亡させ、自殺を手助けしたとしている。
31日午後8時半ごろ、原宿署の建物から、黒いスーツに黒いネクタイを締めた猿之助被告が姿を見せ、報道陣に向かって5秒ほど一礼。無言のままワンボックスカーに乗り込み、立ち去った。
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