中国軍、アメリカ「2正面展開」の隙をつき南シナ海でやりたい放題…「今日のフィリピンは明日の日本」と覚悟せよ

中国軍の戦闘機が公海上

ふと、妙なことを考えた。先の先まで的確にヨメる藤井聡太八冠なら、どんな世界が見えるのだろうと。

将棋の話ではない。国際紛争のことだ。もしも彼が将棋界を引退して、AIを駆使して国際情勢を研究し始めたら、日本に警鐘を鳴らしたかもしれないと、SFのようなことを想像したのだ。

最近の「棋戦」で言えば、「初手」は、昨年2月24日に勃発したロシアによるウクライナ侵攻。これは明らかに、「悪手」だった。

二手目は、先月7日にハマスイスラエルを攻撃したことだ。これは「奇手」だったが、その後のイスラエルの無差別的なガザ地区攻撃は、大いに「疑問手」だ。

そして問題は、来たる三手目である。「盤面」を見渡すと、次に「駒」がぶつかりそうなのは、どうも東アジアのようではないか。

中国軍、アメリカ「2正面展開」の隙をつき南シナ海でやりたい放題…「今日のフィリピンは明日の日本」と覚悟せよ

先週11月3日午後、米CNNは、「独占:中国機が南シナ海で、潜水艦捜索ヘリコプターに接近し、照明弾を発射、カナダ海軍が発表」というタイトルの衝撃的なニュースを流した。

〈 先週日曜日(10月29日)、中国軍の戦闘機が南シナ海の公海上で、カナダ軍ヘリコプターの前方に照明弾を発射した。カナダ軍の士官たちは、このオペレーションは無謀で、航空機の撃墜につながりかねないものだったと述べた。

「その時のヘリコプターのリスクは、照明弾が回転翼やエンジンに進入することだった。それは安全なものではなく、標準的なものでもない。つまり、軍事の専門家がやることではない行為だ」

ナダ海軍のフリゲート艦「HMCSオタワ」の航空士官ロブ・ミレン少佐は、「シコルスキー・サイクロン」ヘリコプターが飛行していたところで、そう述べた。

この事件は、10月29日にオタワのヘリコプターが公海上で、中国人民解放軍海軍の「J-11」(殲-11)戦闘機と2回遭遇したうちの2回目だった。中国軍の戦闘機は、カナダ軍のヘリコプターに100feet(約30m)まで接近した。ミレン少佐は軍艦上で、CNNのインタビューにそう答えた 〉

あな、恐ろしやである。ちなみに、この一件は3日午後の中国外交部定例会見でも質問が出たが、汪文斌報道官は、毅然とした表情で答えた。

「あなたが言った関連の状況について、私は把握していない。しかしわれわれは何度も、カナダ軍機が頻繁に中国の領空に接近し、いわゆる偵察活動を実施していることに、厳正な立場を表明している。カナダが自己の不当な行為を終息させ、局面を一層複雑化させるのを避けることを願う」

相手がアメリカ軍でも遠慮はしない

翌4日夜、中国国防部はこの件について、「張暁剛国防部報道官が、カナダの艦載ヘリコプターが挑発したことに対する記者からの質問への回答」を発表した。

〈 質問: カナダ国防部が発表した声明によれば、カナダの軍用ヘリコプターが最近、南シナ海で中国軍の殲-11戦闘機の「遮断」に遭った。カナダの国防相は、中国の戦闘機の「遮断」は、「非常に安全でないものだ」と述べた。中国側は、これにどのようにコメントするか?

回答: 最近、カナダの「オタワ」号護衛艦が、前後2回にわたって、意図が不明の艦載ヘリコプターを、中国の西沙(南シナ海西域)の領空に接近させた。その間、中国人民解放軍は海空兵力が法に基づいて識別調査を組織し、何度も口頭警告を行った。

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