安倍晋三元首相 一周忌 高市早苗氏、安倍元首相の一周忌で〝決意表明〟「国民の命守る」「示してくれた道筋を受け継ぎ全力で働く」

8日に安倍晋三元首相の一周忌を迎えた。憲政史上最長、通算8年8カ月政権を担当した稀有な政治家を悼み、各地で追悼式典などが行われる。残された政治家は今、何を思うのか。安倍氏を心から信頼し、ともに保守派を牽引(けんいん)してきた自民党高市早苗経済安保担当相が、夕刊フジの単独インタビューに応じた。「安倍氏亡き後の日本」への思いと、わが国を前進させる決意を語った。

高市氏は、安倍氏に感謝し、国民と国家を守る決意を披露した

「傑出した政治家だった。強い信念を持ち、海外要人との人脈を築き上げ、情報量も突出していた。日本にとって、かけがえのない存在だった。残された政治家それぞれが専門分野で力を発揮し、日本国の政治を前に進めなければならない」

高市氏は語った。あの日から一年。言葉にならない無念、悲しみに耐えてきた。

「私の地元である奈良県で、安倍さんを死なせてしまった」

2022年7月、参院選は最終盤で、熱を帯びていた。国民的人気のある安倍氏には応援要請が相次いでいた。そして、あの日を迎える。

「事件前日の7日夕方、安倍さんの遊説先が長野県から奈良県に変更になったことを知った。安倍さんにメールを送り、謝意を伝えた上で、直近の党本部の世論調査の数字を記し、既に奈良県自民党候補者は大幅にリードしていることをお伝えした。当時の政調会長として『もっと厳しい選挙区を優先していただくべきだ』との思いもあった」

すぐに返信があった。

《問題ないとは思うけど、京都に行くことが決まったので奈良まで行きます。毎日と日経(世論調査)が厳しく出ているので。頑張りましょう》

それが、最後の〝会話〟になった。

「私を含め、多くの奈良県民が『申し訳ない』という思いを抱えている。党員以外の方々からも、そうしたお声を度々聞く」

安倍氏とは1993年7月の衆院選で初当選した同期だ。高市氏は当初、無所属だったが、顔を合わせる度に声をかけてくれたという。

「示し合わせたわけでもないのに、同じ『行動』をとることが多かったように思う」

93年8月、いわゆる「慰安婦」募集の強制性を認めた河野洋平官房長官談話に反対の論陣を張った。日本の〝戦争責任〟を一方的に認めるなどした95年の村山富市首相談話にも、明確に批判した。

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